ロスジェネ勤務医の資産形成ブログ

ロスジェネ世代麻酔科医師のコッカーマリンです。資産形成や日々のことについて感じたことを書き綴ります。

麻酔

三重大病院の話を聞いて思ったこと

こんにちは、コッカーマリン(@losgenedoctor)です。 三重大病院の医師の不正請求が話題になっています。 www.asahi.com 一般紙の記事では詳細がよく分かりませんが、現時点でほぼはっきりしているのはオノアクト(ランジオロール)という薬を、三重大麻酔科に…

エアロゾルボックス(挿管BOX)はとりあえず使うのやめましょう!

こんにちは、コッカーマリン(@losgenedoctor)です。 エアロゾルボックスの話題です。 田中竜馬先生のツイートで知りましたが、FDAからエアロゾルボックス(挿管ボックス)を推奨しない、との発表がありました。 一世を風靡した「挿管ボックス」なのですが、気…

COVID対応麻酔、自分なりのやり方を紹介します

こんにちは、コッカーマリン(@losgenedoctor)です。 今はコロナ対策の麻酔をしなければいけないようになっているのですが、みなさんの施設ではどのようにされているでしょうか。 こればっかりはまだスタンダードというものがないので、施設によってまちまち…

麻酔科業務における業務量と労働力のミスマッチ

こんにちは、コッカーマリン(@losgenedoctor)です。 これあちこちのオペ室で麻酔科医として働いた経験からですが、以下のことがいえると思います。 1つのセクションに与えられている業務量が決まっている以上、提供できる労働力で対応するしか無い。労働力…

WEB開催となった日本麻酔科学会第67回学術集会(2020年度麻酔科学会総会)」の概要

こんにちは、コッカーマリン(@logenedoctor)です。 すっかり忘れていましたが、新型コロナがなければ今日から神戸国際会議場で麻酔科学会の総会が行われる予定でした。 anesth-meeting.org 我らが日本麻酔科学会は、今回割と早々にウェブ開催を決定いたしま…

新型コロナに対応する麻酔方法(気をつけるのは挿管だけではない)

こんにちは、コッカーマリンです。 手術医療の世界では、コロナ蔓延している今、いかにして手術医療を継続するかが話題になっています。 オペをすべて取りやめるわけにもいきません。 コロナでなくても、手術しないと死んでしまう患者さんがいるわけですから…

【コロナ挿管ガイドライン】コロナ感染者、コロナ感染疑い患者に挿管する場合の注意点

こんにちは、コッカーマリン(@losgenedoctor)です。 麻酔科学会から3/3、以下のようなリリースがなされました。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)(疑い、診断済み)患者の麻酔管理、気管挿管について PDFで読みにくいので以下に書き出します。 注意が…

今年度の診療報酬改定、麻酔科に関係すること

こんにちは、コッカーマリンです。 前回のエントリーで麻酔科の診療報酬の話でしたが、今回の診療報酬の改定で変化のあった部分についてみてみます。 www.cokermarin.com 前回のエントリーでもあったように、麻酔に関してはL00○あたりですね。 みてみます。 …

麻酔科の診療報酬について

こんにちは、コッカーマリンです。 この度二年に一回の診療報酬の改定の内容が決定しました。 麻酔科診療に対しても当然診療報酬に基づいた請求が行われているわけで、一度麻酔科の診療報酬について述べてみたいと思います。 今年の改定の内容に関しては後日…

マックグラス(McGrath)を眺めていて思うこと

こんにちは、コッカーマリンです。 気道確保デバイスに「マックグラス」という製品があります。 ビデオ喉頭鏡というものの中の一種です。 ビデオ喉頭鏡は従来のマッキントッシュ型喉頭鏡と違い、直接喉頭を展開して見なくてもカメラ越しに声門を見て挿管可能…

麻酔を断るのは、麻酔科的にはどういうことなのか

こんにちは、コッカーマリンです。 「麻酔を断る」ということがたまにあります。 たまに、といいましたが頻度は結構施設によって、判断する麻酔科医によって違います。 なぜ断るかというと、いろいろ理由はありますが 患者の状態が悪くて、麻酔という侵襲に…

人はなんですぐ中毒になるんでしょうか

こんにちは、コッカーマリンです。 サウザーラジオ聞いていて面白いな、と思った話があります。 第何回だったか忘れましたが、 砂糖を欲しがるのは中毒である という話です。 甘いお菓子、チョコレート、ケーキ。 なんかオフィスでも医局でも、みんな何かし…

「令和時代の麻酔科医の行動規範」という時代錯誤

こんにちは、コッカーマリンです。 こんなのが麻酔科学会から出されました。 2019 年 11 月 29 日 制定 麻酔科医の行動規範 公益社団法人 日本麻酔科学会 麻酔科医は多くの場合、中央診療部門でチーム医療のリーダーとして行動す ることが求められている。し…

麻酔科の世界の破壊的イノベーションといえば

こんにちは、コッカーマリンです。 gendai.ismedia.jp ビジネスの世界では常にイノベーションが起きていて、確実に変化が起こっています。 みんながより便利により快適に、と願い続ける限り変化しつづけるんですね。 医療の世界でもイノベーションはどんどん…

サウザーラジオを聞いた研修医たちに言いたいこと

こんにちは、コッカーマリンです。 voicy.jp 最近Voicyのサウザーラジオ、聞いてるんです。 始めから通しで聞いてて第60回くらいまで聞いたんですけどこれが面白い。 「勤め人を卒業して経済的自由を得たい」 というサラリーマンなら誰でも夢見る話を、実際…

フリー麻酔科医が悪目立ちしたのは本当にまずかった

こんにちは、コッカーマリンです。 president.jp 医者でも本当はお金のことをいろいろと考えていて、先行き不透明なこの時代特にいろいろと不安な人も多いと思います。 カネのことを堂々と話す先生も増えてきた印象もあります。 フリーランス麻酔科医という…

麻酔科の保険診療上のXデイ

こんにちは、コッカーマリンです。 style.nikkei.com 厚生省も財務省も医療費を削減することに躍起です。 まぁ医療費が国の財政の首を絞めていることは事実なので、そういう方向性はもう変えられないでしょう。 まぁ今に始まったことではなくて、ここ何十年…

ゆるふわ女医とフリーランス麻酔科医の共通点

こんにちは、コッカーマリンです。 www.itmedia.co.jp ゆるふわ女医とフリーランス麻酔科医。 麻酔科の世界での働き方のもうキーワードみたいになっているこの2つですが、共通点があると思うんですよね。 それは一つは、 どちらも既存の医療業界の仕組みが…

「麻酔科医 VS 外科医」 みたいな構図を作らない言い方

こんにちは、コッカーマリンです。 オペがなんかおしていて次のオペが遅れそうだ、出血が多くて手術の見通しが悪そうだ、、 そんなとき、いろいろと麻酔科・手術室側から手術中の外科医にたずねたり要望を出したりする場面があります。 次の手術は他の部屋で…

医者の値打ちは参入障壁がすべて

こんにちは、コッカーマリンです。 先日こんなつぶやきを見受け、いろいろと考えることがありました。 どの分野でも同じことが言えるが.健康患者の麻酔など,非麻酔科医にさせても構わない.我々の専門性は,重症患者,特殊疾患,高度な技術を必要とする患…

無給医問題から考える、日本人の命の価値。信仰を受けた医療から食われる人間。

こんにちは、コッカーマリンです。 アゴラに先日こんな記事が出て案の定、お医者さんたちから大批判です。 agora-web.jp 簡単に言うと 国のお金の中から医療に回すお金はこれ以上増やすのはあかんので、無給医を有給医にするために回すお金は他の医者の給料…

麻酔科術前診察は本当に必要なのか?

こんにちは、コッカーマリンです。 麻酔科が行う、麻酔の術前診察。 患者さんの既往歴や合併症、検査結果などを検討してリスクを評価し、また患者さんに麻酔方法や手順、考えられるリスクなどを説明するわけです。 術前診察のやり方は施設によっていろいろあ…

医局に属する麻酔科医のいいところ。

こんにちは、コッカーマリンです。 普段僕は医局にもう半分属していないような医者とばかり接することが多いです。 いわゆる「そういう病院」にいるからですね。 まぁそれはそれでいいんですけど、医者にとってちゃんと医局にいることのメリット、というのは…

勤務医の給料って実はよくわかんないですよね(医者の給料)

こんにちは、コッカーマリンです。 医者の給料って実際みんないくらもらっているのでしょう? 年数とか科や立場、働き方によってもちがうし、地域によっても違うという話もあります。 みんな具体的な数字は言いませんしね。 僕も自分の給料しかよくわかりま…

医院を開業した友人と話して感じたこと

こんにちは、コッカーマリンです。 最近身近で開業するという同年代の医師が多いです。 麻酔科だし全くそんなこと考えたこともないので、なんかこれからの時代に厳しいんじゃないのかなーとかふと思っちゃったりするんですが、本人たちに聞くとちゃんと勝算…

高齢ドライバーの事故のニュースをみて感じる違和感。あなたは事故を起こさないのか?

こんにちは、コッカーマリンです。 高齢者の事故の話題が尽きませんね。 以前からたくさんあったものが報道されるようになってきたみたいです。 みんなニュースをみて感想を聞くと、だいたい「年取ったらみんな免許とりあげればいんだよー」と言います。 普…

ずっと同じ施設で働くことって医者のキャリアにとって損だと思います

こんにちは、コッカーマリンです。 スーパーローテ始まってからの傾向か、今の15年目以下くらいの先生は初期研修のころからあんまり病院をかわっていない先生が多いようです。 僕らのときと比べると、医局がWorkしていないというのが最大の違いなんでしょう…

麻酔科医のプロフェッショナリズム

こんにちは、コッカーマリンです。 昨日から神戸で日本麻酔科学会第66回学術集会が行われています。 初日は専門医共通講習の「医師に求められるprofessionalismとその教育」を受講しました。 あんまりあのような話を聞いたことがなかったので面白かったで…

将来麻酔看護師と麻酔科医が一緒に仕事をするようになったらどうなるのか。麻酔のレベルが下がるのか?

こんにちは、コッカーマリンです。 アメリカやヨーロッパ、アジア、つまり世界中どこでも麻酔看護師がれっきとした職種として存在していている国は多いです。 麻酔看護師はどんなことをやっているかというと、アメリカなんかでは州や地域によって完全に麻酔…

足の裏についたご飯粒はとるべきか?院にすすむという選択肢。

こんにちは、コッカーマリンです。 若手の先生にとってみると、何科に進んでどんな病院で働くか、ライフプランをいろいろ考えることもあると思いますが、大学院に進んで学位をとるかどうかというのも重要なポイントです。 僕の同年代くらいから、大学院に進…