ロスジェネ勤務医の資産形成ブログ

ロスジェネ世代麻酔科医師のコッカーマリンです。資産形成や日々のことについて感じたことを書き綴ります。

高齢ドライバーの事故のニュースをみて感じる違和感。あなたは事故を起こさないのか?

こんにちは、コッカーマリンです。

 

高齢者の事故の話題が尽きませんね。

以前からたくさんあったものが報道されるようになってきたみたいです。

みんなニュースをみて感想を聞くと、だいたい「年取ったらみんな免許とりあげればいんだよー」と言います。

 

普段はマスゴミ、マスゴミ〜とか言ってるのにみんなこういう自分の意見に合う場合のマスコミの行動に関しては素直に受け入れるんですね...

 

これって高齢者いじめでしょ、明らかに。

それをマスコミが助長している。

みんなが見たいニュース(=高齢者がまたボケてるのに運転して若者を殺した、みたいな)を流したら視聴率あがるわけでしょ。

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別に高齢者の運転の制限なんてこれまで通りでいいじゃんか、とは思いませんよ僕も。高齢化社会なんだから、新しい議論があってもいいでしょう。

 

でも今回報道されていることをみて、多分高齢者で長らく運転してきた人って、安全に運転できていた期間が今批判している人たちより長いんじゃないかと思うんですよね。

 

安全にできていた期間が長かったからこそ、自分の運転に自信があるわけです。

いくらこんなふうに高齢者の事故が報道されても、自分は大丈夫だって思うんですよ。

 

あなたがいま40才だったとして、癌になるかもって本気で心配してますか?

いくらでも40才の癌なんてあります。癌じゃなくても脳出血、心筋梗塞、いくらでも重い病気に突然なってしまう可能性はある。

 

みんな自分には関係ないことだと最後まで思ってしまう生き物だということです。

高齢者の事故と若者の癌は起こりやすさが違う、という意見もあるかもしれないけどそんなことないと思います。

若者が突然重い病気になることは稀かもしれないけど、高齢者だってほとんどの人は事故起こしませんから。

 

僕も麻酔で大きな事故起こしたことないですけど、その期間が長くなるほど気をつけないといけないと思います。

いつでもはじめてやらかすようなミスをする可能性があるのに、問題なくやれてきた期間が長くなるほどそれを忘れそうになるからです。

 

ミスをやらかしそうな年齢で麻酔を自分でやらなくてもいいような人生のプランを立てておくのがいいかもしれない。

麻酔ってほんと怖いですからね。