こんにちは、ロスジェネ勤務医(@losgenedoctor)です。
コロナの第5波、本当に大変ですね。特に首都圏やその他大都市では、コロナに感染しても入院なんてほぼできない状態で、遅かれ早かれこうなったとは思うのですが、次の波が来たねと言っていた瞬間にこうなった感じで、多少の病床増なんかではこんなの対応できないよな、と思いました。
それはともあれ、今回からしばらくはコロナと関係ない話を。
正直コロナはもう、自分で考察できる範囲は全部考察してしまった気もしますし。
このブログは「ロスジェネ勤務医の資産形成ブログ」なのですが、資産形成の話なんて全然してませんよね。
それはもう、僕的には「全世界株式投資信託の積立投資」で話が完了してしまうからなんですね。つまらないですけど。
上の記事では楽天の全世界株式を紹介していますが、今僕が積立しているのはeMAXIS Slimの全世界株式です。
まぁ大差ないと思います。
eMAXIS SlimシリーズはHPでいろいろな商品が見やすくて好きなんですよね。
しかし、投資信託はつまらないです。なんというか、ドーパミンがでません。
僕なんてハイポ医なので、いくらでも株式投資のことを勉強する時間があるんですよね。医学の勉強やれと言われそうですが。
そこでやはり個別株に手を出すわけですよ。
やっていて出る、ドーパミンが半端ありません。大損こいた時に失神したくなる気持ちも半端ありませんけど。
これまで自分でガチャガチャとやってきて、いろいろと気付きがあったんですよね。
で、今思うのは、お医者さんはやはり少しでもいいので個別株も触っておいたほうがいいよな、ということです。
積立投資は資産形成としては100%正しい方法だと思いますが、経済に関する知識の経験値が全然上がりません。
せっかく良い教材があるのに、自分の頭の中に何も蓄積されないというのは、とてももったいない気がします。
実際に売り買いして損したり儲かったりするので、頭にもすごく入りやすい。
やってみると分かりますが、個別株は全然思ったようになりません。
素晴らしい決算が出ても、すばらしいヒット商品がでても、全く上がらずむしろどんどん下がったりする。
どうみてもここが底だと思ったのに買っても上がらない。
上がりまくって売ったら、さらに大幅に上がる銘柄がある。
なぜそうなるかというと、全部にちゃんと理由があるんですよね。
まぁホントわけのわからない理由とかもあるんですけど、そんなことで当直一回分のお金くらい平気で儲かったり損したりします。
いかに自分の頭で考えたとおりに世の中が動いてくれないか。個人的には、すごくこれが学びになりました。
多分医者で個別株の売り買いで儲かっている人が(多分)少ないのは、勉強が足りないということも含めて、多分独善的に物事を考えてしまうタイプが多いからじゃないかと密かに思っています。
「オレが決算みていいと思ったんだから上がるはずだ」
「下がるのはおかしい。そのうち市場が気付いて上がるはずだから、ナンピン買いしよう。」
みたいな感じです。市場から退場まっしぐらです。
実際には市場は、我々がどう思うかなんて100%どうでも良くて、市場側が考える方が常に正しいわけです。
そして、市場が考える方に動いた方が、経済全体にとっても結局良いことが起こるようになっています。
医者(しかも勤務医というサラリーマン)一人が頭で一生懸命考えるようなことは、世の中にとって何の意味もないんじゃないかという気すらしてくる。
逆に、「医学知識」を専門的に持っていることの値打ちがいかにすごいものか、というこを再認識するんですよね。
株で億っているような上手い人も、やはり医療系の銘柄に関することはトンチンカンな理解しかできていなかったりしますからね。
いろいろな会社の決算みてみると、どの会社も利益ちゃんと上げてるんですよね。
補助金がなければほとんど赤字の、いや補助金があっても赤字ばかりの、我々が働いているような病院の経営とは全然違います。
多くの利益を上げている多くの企業があるからこそ、一応今でもインフラとしての医療が成り立っていると考えることもできる。
すると、コロナの見え方も少し変わってきたりします。
何度も言いますが、「独善的」な考え方というのは株式投資では厳禁です。
こういう話を含めて、今後しばらくは株式投資の話を書いていきたいと思います。