ロスジェネ勤務医の資産形成ブログ

ロスジェネ世代麻酔科医師のコッカーマリンです。資産形成や日々のことについて感じたことを書き綴ります。

投資信託はこの3つ知っていればいいと思います

こんにちは、コッカーマリンです。

 

昨日の記事の続きです。本当は昨日の記事で全部書いてしまいたかったのですが長くなりすぎそうだったので分けました。

 

今は実は低コスト投資信託ブームで、どんどん新しい商品が出てきて信託報酬が下がり続けています。昔は投資信託の信託報酬なんて3%位普通にしていたのですが、今はだいたい年0.2%前後のものが多いです。購入時手数料もかからない(ノーロード)のが今や普通なので、1000万円分買っても年間コストは2万円くらいってことですね。信託報酬が3%もしたら5%の利回りであっても半分以上手数料でもっていかれるのでアホらしいです。紹介する投資信託は全てインデックスファンドであり機械的に市場平均に連動するので、運用の上手い下手は基本的にはなく、信託報酬安い=善です。

低コストインデックスファンドのなかでも信託報酬の高いもの、安いものはありますが、結構競っていてどこかが下げれば追随して他も下げるということをやります。とはいえ最近はどこも下げきったようにもみえます。どちらにしても低コストインデックスファンドといえる投資信託ならもうコストはほぼ気にしなくていいと思います。

 

おすすめするのはこの3つです。

①楽天インデックスバランスファンド(均等型)

②eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)

③楽天全世界株式インデックスファンド

 

今ある貯金で①か②、または両方半分づつ買います。

そして来月からの設定で③を積立投資します。

それだけで不動産投資やらなくても、個別株の売り買いしなくても、定年のころには十分な資産形成ができていると思います。

 

①の楽天バランスファンドは、世界の債券に50%、世界の株式に50%投資するというファンドです。②は新興国の株式と債券、日本の株式と債券と不動産、先進国の株式と債券と不動産の8つのアセットクラスに12.5%ずつ投資するファンドです。この2つはもともとあった資産を減らさないように債券などの下がりにくいアセットを入れているのが特徴です。そのうち戻すとはいっても買った途端に含み損がどんどん増えたらいやですもんね。

③は全世界の株式をまるごと買える投資信託で、ある意味究極の株式分散投資です。似たような投資信託で全米の株をまるごと買える楽天全米株式というファンドもあって、ここ何年かは米国経済が強いこともあり楽天全世界より大分リターンは良いのですが、やはり何も考えずに資産形成という意味では全世界投資がいいと個人的には考えます。

 

例えばいまあなたが40歳の勤務医で、年収1200万、銀行に1500万円預金があるとします。預金のうち1000万円で①または②を買い、月々の手取り80万のうち20万円を積立投資し、65歳まで年利5%で運用できたとします。

投資総額7000万円(1000万+20万×12月×25年)に対して15,148万円と二倍近くになる計算になります。投資したことで8000万円資産が増えたということになります。長期投資の場合、5%の利回りは全く現実的な数値です。むしろ低く見積もりすぎかもしれません。

投資信託に資産をうつしておくと、インフレヘッジにもなり、資産のディフェンス力も高まります。収入が増えれば積立投資の額を増やしてもいいし、急に大きな出費が増えた場合でも一部取り崩すのは簡単で、特別な手数料などはいりません。

証券会社はSBI証券がおすすめです。サイトがやや分かりにくいきらいはありますが、とにかくネット証券では最大手で仕事も早いので何も考えずにSBI証券でいいと思います。