ロスジェネ勤務医の資産形成ブログ

ロスジェネ世代麻酔科医師のコッカーマリンです。資産形成や日々のことについて感じたことを書き綴ります。

ダウントレンドとアップトレンド、どっちでもないトレンドを理解する

こんにちは、ロスジェネ勤務医(@losgenedoctor)です。

 

引き続いて、個別株についてです。

株を買おうという人がこれを知らないとやばい、という基本的な事柄ですが、その銘柄がアップトレンドかダウントレンドかをしっかり評価する、という点があります。

 

株価は上がったり下がったりしますが、「トレンド」というものが発生することがあります。基本的にどこかの位置までは上がっていく状態の銘柄、基本的にどこかの位置まで下げ続ける銘柄、というのがトレンドの発生している銘柄です。

 

もちろん、トレンドのない銘柄もあって、出来高が少なくてデタラメが動きをする銘柄や、ボックス相場といって周期的に上げたり下げたりする銘柄もあります。

 

僕的にはトレンドのない銘柄はおすすめしません。特にボックス銘柄、底だと思った株価が全然底じゃないこともあるし、そのへんで買うのは個人投資家が多いので、地合いが悪くなった時に大きく下がりやすい(なぜかはいずれまた書きます)。

僕の株取引の歴史で、大きく損失を出したのはこういう「支持線(ボックスの底だと思ったところ)と思ったら全然支持してもらえなかった」系が多いです。。

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アップトレンド

アップトレンドって、上のような形のチャートの銘柄です。

波がうねうねして上がるわけですが、

波の高い位置が常に直近の高値を更新する

波の低い位置は常に直近の低値(押し目)を下回らない

これが特徴です。

2,3ヶ月のスパンで上がっている銘柄をいろいろ見ていると、面白いくらいにこの「アップトレンド」の形になっていることが多いです。

逆に高値が前回の高値を超えられなかった時などは、一旦逃げることを考えます。

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(2413)エムスリー

↑これは今年1月くらいのエムスリーのチャートですが、典型的ですよね。 

 

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ダウントレンド

ダウントレンドは逆で、

波の低い位置が常に直近の低値を下回る

波の高い位置は常に直近の高値(戻り高値)を下回る

 こういう銘柄はどれだけいい材料があっても買わないようにしています。

 ダウントレンドの法則に当てはまらなくなってから買うことを検討し始めます。

 

というわけで、基本的にはアップトレンドの銘柄を買うべきで、しかもアップトレンドのはじめに買うべきなんですが、まぁ実際はそんなに簡単ではありません。

ダウントレンドからアップトレンドに変わりはじめた!と思ったらヨコヨコ続いて、また下げ始める、みたいなこともよくあって、株難しいな...って感じです。

 

ただ、ここで重要なのは、アップトレンドに乗りたい!と思うこと自体よりも、その銘柄(日経平均みたいな指数でもいいです)がいまどういうトレンドにあるのか?ということをいちいち評価するクセをつけることです。

トレンド評価と、その銘柄に関する他の情報(ファンダメンタルや出来高、移動平均線など)を合わせると、買うべきタイミングがある程度分かるようになります。

これは無茶苦茶重要で、理解しているだけで適当に良さそうな株買ってるだけの人より大分パフォーマンスが上がるんじゃないか?と思います。

 

指数(日経平均とかダウ平均みたいなやつ)のトレンドを評価して、資金の調整をしっかりするのもすごく大事です。基本的にはダウントレンドの時にいっぱい株を買ってはいけないということですね。

 

 ↓ちなみに今の日経平均は、「どっちでもないトレンド」から「ひょっとしたらアップトレンドに移行するかも?」という状態でしょうか。

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今の日経平均