こんにちは、ロスジェネ勤務医(@losgenedoctor)です。
今の首相の岸田さんと言えば増税のイメージがありますよね。何もするにもとにかく増税だ、みたいな。
多分岸田さんが増税するのが好きなわけじゃなくて、増税しないともうやっていけない財政状況だということなんだと思いますけど、一国民としてはもう限界に近いと思います。手取りってどんどん減ってますもんね、働く気が本当にしない。
全ての税金を考えてこの報酬で実質いくら手取りもらえるのかを考えると、殆どのバイトのやる気がなくなる。「人生カネのためにあるわけじゃない」とか謎の教訓を得て穏やかになれる気がするのでおすすめ。
— ロスジェネ勤務医 (@losgenedoctor) July 18, 2023
しかも税率や社会保障料負担が今後減る可能性ってあんまりなくて、ロスジェネ世代くらいは死ぬまでその負担に苦しみ続けそうな気がします。
それまでになんとか逃げ切りの資金を貯めて...って思っている人は多そうです。
所得税でも固定資産税でも車両重量税でもなんでもかんでもお金を動かせば税金です。消費税もどんどんまだ上がるでしょう。詰んでます。
そもそも普通の国民がみんなお金持ちにならないように税金というのは存在する、という考え方もあって、原理的に税から逃れることはできないのかもしれない。
しかしそれでも経営者や資本家になれなさそうな我々庶民が税金から逃れる方法はあるのか。そういうことを考えるんですが、実は別に難しいことではないんじゃないかと思うんですよね。
つまらないかもしれませんが、要するに税金のかからない「知識」や「人脈」みたいな資本を自分のなかに蓄積していけば良いのです。
知識を得ても税金ってかかりません。当たり前ですが。
昔は知識を得るコストが結構かかって、学校に行ったり本を買ったりする必要がありました。
しかし今は本はKindleですぐ手に入るし、サブスクサービス利用すれば無限と言っていいレベルの大量の知識が手に入ります。
図書館も最近はどこも綺麗で快適になって、昔より本だって読みやすく分かりやすい物が増えた。
SNSなんかじゃ駄目ですよ。あんな細切れの情報からでは、体系だった知識というのは
手に入らない。
みんな本を読もう。SNSは面白いけど、暇な時間にずっと見ていていいほどのコンテンツではない。つまらないことをいうようだけど、適度に利用することが最大限の良い効果を引き出せる。
— ロスジェネ勤務医 (@losgenedoctor) April 20, 2023
単位時間に一番血肉となる何かを得られるのは、いまだに読書。
人脈にも税金はかかりません。人付き合い自体にはお金がかかる部分はありますが、ちゃんと繋がるべき人というのは、お金ってあんまり関係ないんですよね。国が奪おうとしても奪えないものがある。
「持続可能性」(サステナビリティ)というのが最近の社会のテーマになっています。
あれってみんなが本当は要らない物を消費して、地球環境によくないものを大量に排出することによって成立していた社会はもう無理じゃないの?という考え方が多分ベースにあるんですよね。
そうかもしれないし、そうじゃないのかもしれないけど、とにかくその方向とこの「税金から逃れる方法」というのは相性が良い。
それに、頭のどこかにこの考え方を入れておけば、"収入がどんどん減って、この先楽しいことなんてできなくなる"みたいな不安から逃れることができるかもしれません。
本当に人生を豊かにしてくれるものには、実はお金なんてそんなにかからない。綺麗ごとかもしれませんが、結構本気で思います。
そう考えると、国って国民に無駄遣いさせることによって得た税金で運営されているということで(それでも足りないという)、なんだかなぁ、という気もします。
でもそれが資本主義的な国家の政府の宿命なのかもしれませんね。
ただみんながこの考え方でお金を使わなくなったら、資本主義自体が崩壊して、本を読んで人と楽しくお付き合いして豊かな人生を、みたいな悠長なことを言っていられなくなるんですよね。これは間違いない。
本質的にこういうのって逆張りな考え方なので、自分だけがこれをやる、というのが重要なのです。
あと、こういう「自分の中の豊かさ」みたいなものを得るためには、最低限の文化的資本というのが必要で、とにかく子供への教育にはこのあたりをすごく気をつけています。