ロスジェネ勤務医の資産形成ブログ

ロスジェネ世代麻酔科医師のコッカーマリンです。資産形成や日々のことについて感じたことを書き綴ります。

ネットとの付き合い方で気をつけていること

こんにちは、コッカーマリン(@losgenedoctor)です。

 

僕はまぁ普段からこのブログをやったり、ツイッターでなにか書き込んだりしているわけですが、一つ気をつけていることがあります。

 

それは

「人の考え方は変えられない」ということを意識する

ということです。

実はこのエントリーにも通じるところがあるんですが。

www.cokermarin.com

 

すごく勘違いしがちなんですが、人が人の考え方を変えようと思って、変えられる可能性ってほぼゼロなんですよ。

それってネットでもそうだし、リアルでもそうです。

 

人の悪いところや考えの足りないところに気付いて、それを指摘するとします。

言うとおりに行動するどうかは関係性によります。

おとなしく従ったり、反抗したり、聞いてないフリをしたり、まぁいろいろなんですが。

 

ただ、頭の中で本当に考えが変わったかどうかというと、これ絶対変わってないですよ。

 

子供ですらそうですよ。

無理やり何かをやらせる、なんていうのは無理です。

幼稚園性くらいでも自分で「やらなきゃ」と思わないとやっぱりやりません。

コーチングの話って、結局全部そこに行き着く。

 

アドラーの考えにも通じる話ですが。

とにかく人が人の考えを変えることはできない。

僕がいくらこれが正しいと思っても、相手も同じように考えを持つ権利があるし、僕の考えとその人の考えは100%同じ権利というか、値打ちがあるのです。

 

「馬を水飲み場に連れて行くことはできる。しかし馬に水を飲ませることはできない」

というやつですよ。

こう書くと、自分が上位にいるように聞こえてしまいますが。実際には対等であることを忘れてはいけませんよね。

ただ、ネットの書き込みしている時の自分はきっと「水飲み場に馬を連れて行っているつもり」なのも客観的に理解しておきたいです。

それにカチンとされることもある。

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単純なことですが、そういうことってつい忘れがちなんですよね。

逆に意識していると、あまり感情的にならずにすみます。

ネットとの付き合い方の自分なりの極意です。

 

たまにこう思うようにもしているんです。

どうせ自分もこの相手も、取るに足らない大したことない奴である、と。

いくら凄そうな人でも、ヒトの単なる一個体にしかすぎないわけです。自分と同じ時にたまたま生きているだけの。

あの人はすごいとか。しょうもない奴だとか。

考えたり知らない間に評価してしまっているのは、壮大な無駄です。

そう考えると感じなくてよい感情って結構でてきます。

 

でもネットの相手に対する怒りとか、本当に意味のないことなんですが、言葉の力ってすごいんですよね。

バカにされたり軽視されるような言葉を投げかけられると、心が簡単に動揺します。

煽り耐性とかいう言葉もありますが。なんかちょっと違う気もします。

 

なぜネットの相手に怒りを感じやすいのか。

それはいろんな事を削ぎ落として残った「考え方の上下」を変に意識してしまうからかもしれません。

自分の考えを下にみられた!で怒りを感じ、自分の考えが上であると主張して炎上する。そんな感じでしょう。

 

僕は緑が好きだ!いや私は青が好きだ!

という話では喧嘩は起きないわけです。

上下が無いことが明らかにわかるわけです。

きのこの山たけのこの里論争()がいつも穏やかに進行するのも、それと同じ仕組みですよね。

 

上下なんてそもそもないんだ、ということを意識すればそもそも怒りが湧くこともなくなります。

 ネットで暇潰ししているだけなのに、いちいちストレスホルモンを出すなんて無駄ですよね。