おはようございます、コッカーマリンです。
ある程度大きな施設で勤務していると、当然部長がしっかりと労務を監督していて下についたものはその指示に従う必要があります。
麻酔の方針、患者の術前評価などいろいろな好みなどもありますし、上司の判断が微妙なことももちろんあるわけですが、とにかく従う必要があるわけです。
同じような経験数で同じ立場の人でも、上司から強く言われる人、ある程度ゆるやかに言われる人に分かれます。
これは自分がある程度上の立場になるとわかりますが、例えば同じ失敗をやってもどうしても強く言ってしまうキャラの人っているんですよね。えこひいきでは全然ないんですが、なんか問題が起きたときの報告してくるタイミング、言い方、普段の様子などでどうしてもこっちの態度が決まってしまうようです。
僕はどんくさくてもあんまり打たれ弱いタイプの人には気を使って言うのであんまり強くは言わないことが多いですが、部長にもいろいろあります。
「言われる」タイプの人がダメというわけではないですが、僕から見るととても歯がゆい思いをすることが多いです。
というのは、部長にいちいち怒られないようにする方法がちゃんとあるからです。
部長が知らないことを知っている、それを何度か示せればいいんですよね。
例えば麻酔科医ってオペの術式のこと、外科的なことをあんまり知らないので10分くらい勉強したらもうその術式についてはその麻酔科の中で一番詳しい人になれます。それをさらっと何例かの症例で見せられたらもうそういう「やられキャラ」から卒業することができます。
仕事のことでなくても、大学時代やっていたクラブの話などをすれば、それだけで大分周りの目は変わったりします。
同じように医者になって勤務医やっている者同士、いくらデキるキャラとデキナいキャラが分かれたってそんなに大してかわるわけないんですよね。単にキャラが決まっているだけです。
なのでデキナいキャラはとっとと卒業した方がストレスなくなっていいと思います。