ロスジェネ勤務医の資産形成ブログ

ロスジェネ世代麻酔科医師のコッカーマリンです。資産形成や日々のことについて感じたことを書き綴ります。

医者の僕が血液クレンジング騒動みて思ったこと

こんにちは、コッカーマリンです。

 

血液クレンジングの話題、最近はあんまり見なくなりましたけど一時期ツイッターとかでもよく見かけました。

news.yahoo.co.jp

 

まぁあんなのトンデモ医療であることは間違いないです。

なにかを外来で一回血液に入れて、健康になる?元気になる?

そんなわけないじゃないですか。

そんなのあったらがんの治療で元気なくなってる人にやりまくりますよ。

というか病気でもない人に献血以外で血を抜く、輸液を入れるなんてこと自体だめなんじゃないかと思いますけどね。

 

この騒動みてて思ったのは、やっぱり医療に関する知識は医者がダントツなんだなぁ、ということです。

当たり前かもしれないんですが。

 

インターネットでなんでも検索できてしまうこの時代、相当専門的なことまで検索で分かるようになりました。

 

例えばこの間実家がリフォームで外壁塗装をしてもらうことこになったんですが、ネットでいろいろ検索すると相当いろんなことがわかりました。

 

塗装をする意味(色がきれいになるだけではないんですね...)、塗料の種類、そのために必要な時間や費用など、これまでだったら塗装屋さんの言うなりだった情報がある程度手に入り、昔よりはボッタクリに合わないようになったのではないかと思います。

塗装屋さんの説明も基礎知識を持って聞いたらわかりやすい。

 

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医療でも患者さんがいろいろインターネットで調べたり人に聞いたりして来ることが多くなったので、わりと「ちょっと知ってるな」くらいの人はたまにいるんですけど、よくよく聞くとはっきり言って100%トンチンカンな理解なんですよね。

相当頭良さそうな人でも、です。

 

やっぱり医学知識って難しいんですよ。

理屈でこれがいいと分かっていることでも、その背景とか文脈を総合して決めたりしないといけないので簡単じゃない。

 

今回の血液クレンジングの話でも「はあちゅう」さんとか頭良さそうな人もやってたし、医療ってやっぱり医者じゃないと本当に理解できないんだろうな、と思いました。

医療職、看護師とかも駄目ですよ。

敢えていいますが、看護師の持っている自分の専門分野以外の医療知識はほとんどの場合医者からみたら素人レベルです。

 

僕自身がそんなに真面目に勉強した覚えないですが、大学一年目から「医者になる」姿勢でずっと身につけてきた知識というのはなかなか馬鹿にできないもののようです。

  

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