こんにちは、コッカーマリンです。
某議員がツイッターで国会答弁での発言をツイッター上で揶揄されて、一般の方を訴えようとしてる、という話があります。
この行動がこの件に関して妥当なのかどうか、という点はおいておいて、これって結構すごい話だよな、と思いました。
とりあえず、怖いですよね。
なんとなくつぶやいた一言が本人にみられ裁判起こされる、怖すぎです。
もうそんな可能性のある人に批判的なツイートなんてやらんとこうって思いますよね。そこまでリスク侵してやるようなもんでもないし。
訴えられたら勝ち負け関係なく生活がかなり乱されますし、いや乱されるなんてレベルじゃないですよ。
あっちが東京の裁判所に訴えたらしょっちゅう東京まで呼び出されるんでしょ?
仕事できなくなりますよ。
顧問弁護士がいつもいて、電話一本で相談できて裁判これまでも経験あるような人と、普通の一般人なんて全然同じ土俵じゃない。
それでも司法の仕組みって純粋に訴える側と訴えられる側という構図になってある意味平等になっちゃう。
司法、法律があるからこそ道歩いてていきなり刺されたりすることを心配しなくていい。法律は大事なんですが。。
しかし行政とか司法というのはとことんまでやったらどうなるのかみたいなのを担保してるだけであって、そういうのがでてこないところで世の中のほとんどのことは動いています。
本来法律に照らして議論するようなことでないことに司法がでてきたら大変なことになるのはもう自明なレベルです。
福島大野病院産科事件
— さとう (@dryamadataroh) September 19,
奈良県大淀妊婦たらい回し事件
掛川心筋梗塞事件
奈良県心タンポナーデ事件
これが医師の中の、医療に対する態度を大きく変えた事件の代表的なものです。これが無ければ僕もまだ急性期でガリガリやっていたかもしれません
詳細は峰村先生に、、、
「訴えたら正義が保たれる」
そんなことはないんですよ。
百歩譲って、一つの考え方にすぎない。
まさに言論の封殺。
一歩間違ったら訴えてくるような相手にはインターネット上では批判が起きにくくなる。
そうでない普通の人はすぐ炎上するのに??
あの人はやばいからみんな批判しないんだな、という意識が共有されている間はいいんですけどそのうちあんまり批判がないというこおとはあの人の言うことは正しいんだ、という理解をする人もでてくる。
これが怖いですよね。
こういう訴えること自体を武器にするようなやり方には訴え返すという抑止手段くらいしかないんと思うんですけど、そんなの普通は無理。
人生のある時期をそれに全振りしないとだめなくらいです。
ネット上では今その議員に対して同じ議員の立場から批判的な意見がでてきていて、これは正義だと思いますけどどこまで抑えられるのでしょうか。
SNSも社会的存在感がどんどん増してきていて、付き合い方をとても考えさせられますね。