ロスジェネ勤務医の資産形成ブログ

ロスジェネ世代麻酔科医師のコッカーマリンです。資産形成や日々のことについて感じたことを書き綴ります。

FRBパウエルさんをみてロスジェネを思う

こんにちは、コッカーマリンです。

 

今日は日経4%近くの大幅高で20000円台へ戻しましたね。

結局トランプさんの発言で上がっただけの気もしますが、習近平さんもトランプさんも急激な株安は政権運営に良くないと思うので、株価を上げる方向性がもうすこしでてくると期待しますが。。

 

www.bloomberg.co.jp

 

今回の株安の原因はFOMCでのFRBパウエル氏の利上げと発言だったと思うのですが、なぜパウエルさんが意固地なようにもみえる利上げを決行したのか考えてみると、日本の失われた20年が影響しているのではないかと思い至りました。

 

米国のダウ平均株価はここ10年で3倍近くになっています。特にここ5年くらいは加速度がついてます。

いくら経済成長しているとはいえ、やや熱狂が過ぎている印象がないでもありません。

各種指標をみても決してアメリカ株は割安ではないんですよね。

 

いくら市場から嫌がられても利上げをしうまくてブレーキをかけないといけない。

みんながその嫌な仕事から逃げて、バブルがきたら、そのバブル崩壊のあとに大変な被害が残る。

まさに平成の日本です。

 

バブルが崩壊して企業は生き残りのために新規採用を抑制してロスジェネが生まれました。働き盛りだった技術者は中国や韓国に奪われて今の技術大国としての地位の低下にも繋がり、日本経済は厳しいままでロスジェネは未だに報われることはありません。

 

市場は時として熱狂しすぎますが、バブルが崩壊したあとにその被害を被るのは市場と関係のない普通の人達だったりするわけです。

FRB、今はえらく文句言われていますが、そんな一般庶民のことを考えて行動しているのかな、という気もしています。