ロスジェネ勤務医の資産形成ブログ

ロスジェネ世代麻酔科医師のコッカーマリンです。資産形成や日々のことについて感じたことを書き綴ります。

為替条項の話もやっぱり中国を見据えてのことでしょう、日経は完全に巻き込まれ事故

こんばんは、コッカーマリンです。

 

今日の日経、大幅安でしたね。

jp.reuters.com

 

僕のPFももちろんダメダメでした、、

アメリカのムニューシン財務長官が日本との間にも「為替条項」を要求するつもりであると発言したことが原因とのことです。

 

www.nikkei.com

 

 

為替条項とは自国の通貨安を誘導するような為替介入を禁止することで、例えばドル安円高になったら自国に不利だからということで、日本政府が大量の円売りして円安に誘導、なんてことをしたらアカンということですね。

 

www.nikkei.com

 

今アメリカは利上げを進めていっているので、ドルをみんな欲しがりドル高になっているわけです。

ドル高になっているから円安になっているわけですが(114円くらいまでいったはずです)、トランプ政権はこれはけしからんと釘をさしてきているわけです。

日本はもう実際の為替介入なんて7年位していないので、特にアメリカを刺激するようなそんな政策を行うわけないんですが、トランプ政権は日銀の量的緩和政策を「円安誘導である」と思っているふしがあるんですね。

 

確かに量的緩和なんて直接的な為替介入ではありませんが、円安誘導であるのは間違いないので、広い意味での為替操作なんだと言われたらなかなか辛いところです。

それってアベノミクスそのものですからね、、

f:id:cokermarin:20181015171700j:plain

あとトランプ政権は今どんどん進んでいる元安も念頭においているのだと思います。

中国からお金が逃げているので元安になっているわけですが、元をさらに安くする介入を関税の仕返しで中国がやらないとは限らず、アメリカは為替の操作をいずれの国にも自由にさせないぞ、との意思表示なわけです。

 

jp.reuters.com

 

とはいえ目下中国は為替介入はしていないことははっきりしているみたいですが。

www.sankeibiz.jp

 

為替条項がつけられるとしても、日米の間で為替操作の争いが行われるなんてことはありえないので、株価はナイーブに反応しすぎだと思います。

今日の下げはオカシイとは思いますが、今はとにかく中間選挙・利上げ・貿易戦争など不透明感が強すぎて株価がやたら不安定なことを端的に示しているともいえます。

 

今日なんか資金があればポジションを増やしたいような相場でしたが、いかんせんファナック野郎に資金を拘束されて動けません、、、

個別株たち、はやくなんとかなってほしいところです、、