こんにちは、ロスジェネ勤務医(@losgenedoctor)です。
Twitterが最近始めた「広告収益配分」のお金が振り込まれ始めたみたいで、Twitter上のインフルエンサー達が報告しています。10万円以上の人もいるみたいですね。
ちなみに僕は全然権利がないです。3ヶ月で1500万インプレッションとか相当ハードル高いですよ。大体僕だと3ヶ月で500万インプレッションくらいです。
自分の投稿に対してBlueに登録したアカウントからのリプライについた広告からの収益の一部が支払われるようです。
つまり「あなたの投稿が面白かったから優良なユーザー(Blue登録者)からリプライがもらたんです、そのリプライによって発生した広告収入の一部をあなたは受け取る権利があるんです」ということでしょう。
Twitter社(Xか?)にすると、収益目当てでBlueに登録する人を増やしたい、ということが当然あるんだと思います。フォロワーが1万人とかいる人は、月1000円くらいのBlueの料金なんてすぐペイするんじゃないか?って思いますよね。
これだけTwitterユーザーがいるわけですから、一部が登録するだけですごい収益になりそうです。
Blue登録者のリプライしか収益化には貢献しないということで、インフルエンサーにするとBlue登録者を優先するインセンティブが働きます。
「Blue登録者にしかリプライ返ししません」とかやったら、一般ユーザー達もリプライ返してほしいからBlueに登録したくなりますよね。
実にうまい仕組みを考えたものです。
一方インフルエンサーでもなく、流行りの投稿にも絡まないタイプのいわゆる純粋な「つぶやき」タイプのユーザーは、どんどん存在自体が消えていってしまいそうです。
実際には消えずに投稿し続けていても、今のTwitterのアルゴリズムでは"おすすめ投稿"、いわゆるバズっている投稿しかタイムラインに出てこないんですよね。
なので投稿していても、存在しないのと同じ。
僕も零細アカウントを@losgenedoctor以外に実は持っているんですが、イーロン・マスクが来てから全くインプレッションが伸びなくなりました。
プラットフォーム側にすると、そういう単に「つぶやいている」だけのアカウントは全く儲からない相手なので、無視したいわけです。やはり炎上でもなんでもいいから「みんなが見ている流行りの投稿」をアルゴリズムによって人工的に作り出すことが収益につながるのでしょう。
Twitterがどんどん「色んなところに面白い人がちょこちょこいる場所」から、「ごく一部のスーパーインフルエンサーとその他大勢がいる場所」になっていくような気がします。
どんどん「フォローしてもらえそうな属性(要するに若い女性)」の投稿、「人の目につく内容の投稿」が増えていくのは間違いなさそうです。
↑の記事でもあるように、炎上狙いや、ちょっと役に立ちそうなハック系の投稿なんて増えそうですね。
僕から見るとTwitter社はわざわざ炎上投稿を増やす戦略を取っているように見えます。
でもどうやらいくら炎上や誹謗中傷で投稿者や関係者が最終的に犠牲になろうと、プラットフォーム側には責任が及ばないような社会ルールが出来上がりつつあるようです。
なのでTwitter社は純粋に人々のSNS心を利用して儲ける、というビジネスモデルに邁進していけてしまう。
最近明らかなインプレッション狙いの投稿がどんどん増えていて、一回何かの投稿をみたら毎回その人の投稿がやたら出てくるアルゴリズム、正直ちょっとウザいですよね。
Twitter社もプラットフォーム側として儲けないといけないわけですから、そういうふうになるのはある程度仕方ないとしても、何か他にいい方法はなかったんでしょうか。
インスタグラムなんて広告だけでうまくやっているのに。