ロスジェネ勤務医の資産形成ブログ

ロスジェネ世代麻酔科医師のコッカーマリンです。資産形成や日々のことについて感じたことを書き綴ります。

うちの院長の話

こんにちは、コッカーマリンです。

 

今働いている病院は個人病院に毛の生えたようなレベルの"半一族病院"みたいなところなので、大事なポジションはほとんど一族なんですね。

 

同族経営というのが正しいのかな。

同族経営というのは、大体○○家の長が理事長(医者)で、その親戚の範囲で役職を回す医療法人ということです。

見てるとほとんど働いてないようにみえる一族の先生がいたり、いろいろと怪しげに見える点はあります。あんなのにも結構報酬でてるんでしょうかね。

 

「法人」というのは税金などの点で有利なので、今後も続いていく予定の医療法人にとってはとにかく「血族で法人を継承する」というのが至上命題みたいなものなんですよね。

 

それはそうとして。

僕はもちろん一族には入ってない単なる外様で、しかも麻酔科というアウトロー部門なので外から覗うくらいしか経営のことは分からないですが、一族経営だから駄目だ、といういうもんでもないんだなぁ、というのがここに来てからの印象ですね。

 

まず中興の祖みたいな爺さんがいて、今は引退してるんですがまだ元気で、その先生がなかなかのやり手だったみたいで基盤が結構しっかりしています。

やはり個人経営の会社の面があるので、経営のことをしっかり考えている面がある。

 

公立の病院だとなかなかそんなことないですよね。

院長とか雇われだし、病院の連帯保証に入ってないでしょう。経営に全然真剣じゃないはず。

 

あとうちの理事長は結構人心をつかむのがうまくて。

ヒラの看護師からすごく慕われていて、何人かでメシに行ったりするみたいです。

大学病院の院長とかだと多分無いですよね。

 

看護師長とか、看護部長とか、という人らの悪口をいつも言っている看護師たちがそのさらに上の院長と酒のんで盛り上がってる。

 

サウザーラジオでもあったけど、末端の労働者は同じく労働者である上司に無茶苦茶いじめられるけど、経営者ってのは末端の労働者とうまくやるもんだ、みたいな話。あれですよ。

 

まぁ僕からみたらいつも"あの人目は笑ってないよなぁ..."とか思っちゃいますけどね。