こんにちは、ロスジェネ勤務医(@losgenedoctor)です。
今やスマホ時代、医療系の情報が成書を読まなくてもアプリで手に入る時代です。
何かガイドラインを知りたかったり、久しぶりにやる手技の復習をしようとしたり、結構我々でもグーグルで調べたりするんですが、やはり専門的なことになるとGoogleの検索機能はイマイチだったりして目的の情報にたどり着きにくかったりします。
いろいろとある医療系のアプリの中で、実際に有用で突然使えなくなったりしにくそうなもの(個人が作ったようなやつはよくあります)を4つ紹介します。
①ヤクチエ添付文書
薬を調べる時に使います。僕の場合、患者さんが飲んでいる薬がこれ何の薬だろう?と思って使うことが多いです。
②NYSORA Nerve Blocks
NYSORAは、エコーガイド下神経ブロックを中心とした区域麻酔、疼痛医学、麻酔科学全般に関する国際教育機関で、僕も実は全貌はよく知らないんですが、麻酔科の国際学会なんかでよくエコー下の神経ブロックのワークショップなんかをやっている印象があります。
YouTubeなんかで「○○block ultrasound」とか検索するとよく出てきますが、NYSORAが全部をまとめたようなアプリを出しています。
月1100円の有料会員にならなくても、無料の範囲ですごく勉強になります。
③ヒューマン・アナトミー・アトラス2023
4000円しますが、よく100円ちょっとくらいのセールをやるので、医療系で働いている人はみんなダウンロードしておきましょう。
というくらい、素晴らしいクオリティの3D人体解剖アプリです。
本と違って、ぐるぐる回したり、邪魔な構造物を消したりできるので、解剖が苦手な麻酔科医にも分かりやすいです。
④HOKUTO
各種ガイドラインや、抗菌薬の投与法、各種医学上のスコアリングなどがまとめられていて、とても便利です。「救急・ICU」のスコアリングの項目をよく見ます。
ほんと便利な時代ですよね。
なにかほかに良いアプリケーションがあったら教えて下さい。