ロスジェネ勤務医の資産形成ブログ

ロスジェネ世代麻酔科医師のコッカーマリンです。資産形成や日々のことについて感じたことを書き綴ります。

noteという媒体について

こんにちは、ロスジェネ勤務医(@losgenedoctor)です。

 

"note"というプラットフォームがあります。

ブログみたいな記事が出てくるサイトで、みなさんもnote上の記事は読んだこと大体あると思います。

 

僕は"はてな"というブログサービスを使っていますが、noteはその"はてな"みたいなもの、と理解しても良いかもしれません。

 

ただ、大きな違いもあって、noteはnoteというプラットフォームに完全に入った中で記事を書く必要があって、デザインも独自にやれないし、その中で書いた著作物の権利はnote側にある、という点なんですね。

その代わり、記事を有料で販売する、ということがすごくやりやすくなっています。

www.xserver.ne.jp

はてなブログのようなサービスは、ブログ作成の仕組みを利用はしていますが(有料)、独自ドメインを取得しているので、書いたものは完全に僕の権利物、ということになります。

その代わり、有料で個々の記事を販売するという仕組みがなく、収益化はPV増加→アフィリエイト増くらいしか実質ありません。

ちなみにこのブログなんて、全く収益化できていません。

 

どちらがいいか、なんて一概には言えないし、何を目的にするかで全然変わってくるとも思います。

例えばツイッターでフォロワーが多い人が、ブログをわざわざ1から作ってそちらでも信用を築いて、そのうち収益化できればいいなとか、ツイッターでは言い切れない部分を書き込もうかな、なんて思うか?というと、結構ハードルが高いと思います。

 

個人的な印象ですが、ツイッターの人はやはりツイッターだし、面白いブログ記事を継続してかけるかというとそうでもないと思うんですよね。

noteはそういう人が、単発の記事を書こうか、どうせなら有料で儲けられれば、と思った時に向いていると思うんですよね。

 

僕はブログからそもそも始めて、ツイッターはその宣伝用のつもりだったのでnoteは考えませんでした。

そもそも僕がなぜブログを書いているのか?というと、これを収益化できて大儲けできたら!と思っていた部分はありますが、長く続けるうちにそんなことは全然無理で、それより自分のアウトプットの為になかなかよい仕組みだぞ、と思っているという点があります。

 

なので、厳密な意味で自分の資産にならず、note自体がサービス終了したら記事が全部消えて無くなってしまうかもしれないのはちょっと嫌です。

あと、自分の記事なんかにお金を払ってもらうような価値は無いんじゃないかと思っている面もあって、というか例えば1記事500円とかで売ってしまうと、なんとなくそれ自体で(かろうじてあった)自分のブログ記事の価値が無くなってしまうような気もするんですよね。

 

僕のブログは自分で言うのもなんですが、全くのオリジナルですし、何かウケることを書こうとしていません。

自分の本業は医者でお金に困っているわけではなく、ブログのPVを増やしたいという積極的な理由があまりない。

それってPVが増やせない理由になるし、努力して注目を集めるような記事を書かないってことだから伸びないんじゃないのか?そんな趣味みたいなブログ続けて何の意味があるんだ?って言われてしまいそうですが、だからこそある意味での価値があるんじゃないかって思ってるんですよね。

何にも忖度しなくていい、読んでもらわなくても良い、でもオリジナルで自分が本当に思っていることを書く、それがこのブログの価値といえば価値だと思っているんですよ。

 

なので、記事を読む事自体でお金を取ってしまうと、そういう意味でのこのブログの価値を毀損してしまう。

そんなことを何となく感じています。

 

noteという媒体自体はとても良くできているし、googleでなにか検索してもnote記事がヒットすることが増えてきた気がするので、これからも続いていくでしょう。

しかし、記事の多くが有料で、読めるのが冒頭だけで何が書かれているのかが分からないクローズドなプラットフォームなので、結局の所ニッチな需要しか満たせない気もします。

 

あと、noteは続く人がすごく少ない印象があります。

やはり、「収益化」というものがまず目指すポイントとなると、いくつか記事を書いてあまり儲けがでなければもう次書く気がしなくなると思われます。

そうなると、長く続けることで積み上がる種類の信用が積み上がりません。

「マガジン」の仕組みはそういうことを防ぐものだとは思いますが、なかなか月額で払おうとまで思わせるクリエイターってそんなにいないな、というのもまた事実です。

まぁ、従来型のブログも長く続く人少ないんですけどね。