ロスジェネ勤務医の資産形成ブログ

ロスジェネ世代麻酔科医師のコッカーマリンです。資産形成や日々のことについて感じたことを書き綴ります。

東京の若者のコロナ感染

こんにちは、ロスジェネ勤務医(@losgenedoctor)です。

 

今日昼間にテレビのワイドショー番組で東京のコロナ感染者の年齢割合の話をみて、何気なく思ったことです。

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今若者って、数少ないはずなのに感染者数に占める割合多いな、と。オミクロンになってからさらにその傾向が強くなってきているように見えます。

 

若者がコロナを怖がらず全然気をつけていないから増えやすいんだ、という理由もあるでしょうけど、それ以外に、やはり若い人はよく人と接して、よく動き回るんだな、ということもあると思うんですよね。

 

人と接触が多くて、いろんなところに行けば感染する機会も増えるでしょう。それって全然悪いことではないと思うんですよ。

自分もそうだった気がしますが、若いときは何事も経験して、いろんな人にあって、いろんなものを見たほうがいい。

 

もちろんしたことがないことをやったり、会ったことがない人に会う事によるリスクもありますが、そこで手に入れた体験や経験がその先の自分の人生や心を広げてくれる可能性は若いほど高いわけです。

それこそ、知識や経験は複利で効いてくるので、若いうちからいろいろな経験をしておくほうがいいのです。

 

はじめのデータを見て、「東京の若い人」は、このコロナの中においても、ちゃんと動きまわっているんだなぁと思い、少し安心な気持ちにすらなりました。

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国はコロナでもどちらかというと高齢者を守るための政策ばかりを打ち出し、若者はずっとその割を食っていました。連発する増税政策も、ほとんど若い世代を狙い撃ちしたものばかりです。

 

しかし、これからどんどんバリューを増していく若い世代にマイナスになるようなことをしていてどうするのでしょうか。

投資という視点で考えると、今は大して生産していなくても、今後伸びることが確実な「若い世代」に投資して、よき「生産者」、そしてよき「消費者」にしていくことが重要です。

 

その原資はどうすんだ?という話になりますが、本当は高齢者世代から奪うしかありません。実際にはそんな無茶苦茶なことはできないので、せめて高齢者にかかる社会コストを減らしていくしかない。

まぁ僕は医者なんで、それされると困るんですが。

 

国の運営というのは、理想的にはとにもかくにも投資、なんですよね。

頑張って今の日本を築いてきた高齢者世代に報いたいところだけど、伸びない企業の株はもう損切り(利確?)するしかないのです。

そこで手に入れたキャッシュを新興市場に投資していく

それをやらないと、国はどんどん年老いて、他国からみると投資に値しない国になってしまいます。

経済が落ち込んだ国は、今の豊かさや人口を支えられなくなってしまうのです。

 

というように、こうするべきというのがいくら分かっても、実際には難しい

民主主義なので、数の多い高齢者が自分たちに不利になるような政治家に投票しません。端的によく分かるのは、いくらオミクロンが毒性下がっているといってもコロナ対策を厳しくするスタンスの岸田首相の支持率が高いことですよね。

 

というわけで、今の所こんな風にしか考えられない。今日も日経大暴落で辛い。