ロスジェネ勤務医の資産形成ブログ

ロスジェネ世代麻酔科医師のコッカーマリンです。資産形成や日々のことについて感じたことを書き綴ります。

岸田さん/自民党政権が実は一番医者の職業的予後には良いという真実

こんにちは、ロスジェネ勤務医です。

 

先日のブログ記事で、さんざん「自民党が駄目だ」「そんな自民党に入れる日本人が駄目だ」と書きましたが。

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まぁそうなんですが、実は医者にとって、実は今のままの自民党政権が続くのが実は職業的予後、経済的予後には良いという話です

 

これはずっとあるジレンマなんですが、医者はツイッターみてても周りを見ていても、医療の問題と日本の問題が分かっている人も多く、高齢者にかかるコストが日本を先進国から引きずり落としている元凶であると気付いています。

元凶というとすごく悪い言い方ですが、いつも目にしているので身を持って感じているんですよね。

 

分かっているけど、その高齢者医療をめぐる経済的エコシステムから糧を得ているのも、我々なんですよね。ジレンマです。

今日本の国にじわじわと広がっている、高齢者コストを引き下げよという流れは、日本の未来を考えたときには良いことというか、もう待ったなしの話なのですが、平均的な医者にとっては実はどう考えても逆風なわけです。

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岸田さんなんかは、どう見てもリーダーシップのない、経済オンチの、昭和の政治家という気がします。政権始まって以来の頓珍漢な政策の数々、駄目な自民が戻ってきたなあという印象です。

政策によっては(例えば960万円以上の人への給付金の除外など)、医者家庭にダメージを与えうることをやってきています。

 

しかし、そういう「小手先のことしかできず、根本的には何も変えられない旧態依然とした政治」は、我々既得権益者である医者にとっては、むしろ完全にプラスに働きます

まだ老害にもなっていない年代で、こんな守旧派側にいるのはちょっと嫌ですが、現実的にはそうなんですよね。

 

医療といっても、いろんなタイプの病院にいろんなタイプの現場があるので一概にはいえないのですが、敢えていうと医療というのは今の日本の成長の足を引っ張る存在にほかなりません。

 

要するに今回の選挙で、国民は「国に守られた医療界」というものを存続させる方向へ投票したわけですが、それはみんな分かっているんでしょうか?