ロスジェネ勤務医の資産形成ブログ

ロスジェネ世代麻酔科医師のコッカーマリンです。資産形成や日々のことについて感じたことを書き綴ります。

これなら行きたい!!「医師が監修した"コロナフリー"レストラン🍴」

こんにちは、コッカーマリン(@losgenedoctor)です。

 

しょうもないタイトルですみません。

ぼーっとしている時に思いついたことなんですが、新型コロナが話題になっている間はレストランはこれくらいやらないと駄目なんじゃないか思いつきました。

やりすぎ、または科学的合理性があやしい、そんなのも全部分かった上でこれくらいやらんとみんな来ないんじゃないかと。みんな安心を買いたいわけですから。

 

店舗は郊外型・個室

やはり街中にあって、ふらっと誰でも来れるような形だとコロナが怖い人は嫌でしょう。車で来るような場所にあるのがベスト。

お店は基本的に個室のみ。飛沫防止の透明のあの仕切りはありで、家族で来たような場合は取り外し可能。

料理は取り分ける大皿はなしで、各人に提供する形式。

 

f:id:cokermarin:20200720141020j:plain

 

入り口にサーモグラフィックカメラ・アルコール消毒

スタッフが入り口で体温測定やるのありますが、いいかげんになることもあるだろうし、手間です。結構トラブルもあるそうです。

自己申告なんて信用できない。なので空港にあるような、自動的に機械が弾くようなシステムにすべきです。

入り口のアルコール消毒はもちろん設置します。科学的に意味あるかないかは別として、みんなに安心を提供するのが大事。

 

従業員マスク・フェイスガード・検査の義務化

従業員にマスクやフェイスガードは必要でしょう。その店オリジナルの素敵なマスクとフェイスガードを開発して、そのマスクを見たらあの店だな、とすぐに思い出してもらえるようなものにする。

ここにはコストをかけるべき。

 

客にもマスクを持ってきていない人には入り口でお渡しする。持ってきている人にも渡して良いかも知れない。

今や「マスクは貴重である」という謎の刷り込みがあるので、みんななんて太っ腹な店だと思ってすごく感謝してもらえるかもしれません。

 

従業員は月に一回(もちろん会社の負担で)コロナの何らかの検査を義務化。それをしっかりとホームページなどにも明示する。

「レストランの従業員=若い人=コロナの無症状感染者」とどうせ多くの高齢者は思っているので、しっかり検査して問題ない人たちしか働いていませんと堂々と主張することは重要でしょう。

 

従業員は18:00以降、外食禁止

検査させるのにプラスして、従業員には原則18:00以降の外食を普段から禁止しておきます。したい場合は許可制で、行った場合は2週間休ませるなど。

もちろんやりすぎでしょうが、これを明示しておくことはお客さんにしたらすごく安心感ありますよね。

 

こんなことを強要するんですから、従業員には相当高い給料を払う必要がありそうですね。

 

客の目の前でアルコール清拭・机においておく

客を部屋に案内した時に、目の前でアルコール清拭をもう一度行う。

ちゃんと消毒やってないんじゃないの?と疑っている人もいるので、デモンストレーション的な意味でもいいのでこれはやったほうが良い。

あと、自分でも拭けるようにサラサイドみたいなアルコール清拭物品を各部屋に置いておきます。

 

f:id:cokermarin:20200720141152p:plain

 

空調をダウンストリームにする

手術室とまではいかなくても、空調を天井吹き出しの垂直層流にします。そのうちなにかもっと画期的な空調のシステムが開発されるかもしれませんが。

テーブルの真中に焼肉屋さんみたいに空気を引き込むような仕組みを入れておいてもいいかもしれません。

「なんと!手術室でも使われている空調システムでエアロゾル対策しています!!」とか銘打ったらいいのです。

 

注文はタブレット

味気ないですが、人との接触を減らす意味でもタブレットでの注文形式がいいと思います。スタッフの職務軽減にもなります。

もしくはスタッフとビデオ通話できるようにしてもいいかもしれません。注文を聞く専用のテレワークスタッフも雇えるかもしれない。

 

席で会計

廊下でみんながたむろすると、それも感染リスクですよね。なので会計は席で。

タブレットで注文なら分かりやすいです。

 

コロナ対策協力金

コロナ対策をこれだけいろいろしているので、お分かりのようにコストがかかります。

それを料理の値段に含むのではなく、「コロナ対策協力金」として別に支払ってもらう。

その一部を「医療機関に寄付します」とか銘打っていたら、なお良いでしょう。

 

トイレの空間除菌

トイレは、感染拡大の温床になることが知られています。

コロナのウイルスも便にかなり大量に含まれていることが知られています。

なのでトイレは特に注意が必要と考え、例の「空間除菌」のシステムを取り入れます。あれも人がいない狭い場所なら十分検討する価値はあります。

人が使い終わったら一定時間「空間除菌」をしてくれるシステム。

使えない時間が結構できるので、トイレは多めに作ります。

 

トイレの待ち時間ができると廊下で見知らぬ人同士が近づく機会が増えますので、先程のタブレットを用いて、「トイレの予約」ができるようにします。

 

医者のお墨付き

「〇〇医師が監修」みたいな権威がみんな大好きなので、そういうのを取り入れます。

具体的にはその地域の誰でも知っている病院の、感染症医かICD(インフェクションコントロールドクター)をもっている医者に協力してもらってみてもらい、それを大々的に宣伝する。

 

大した内容じゃないのに書いてたら結構長くなってしまいました。

まぁこんなの、飲食店を経営している人に見られたら何を絵空事いっているんだと言われてしまいそうですが。。

ただ、正直なところを言うと、僕ならこれくらいじゃないと外食なんて本当はしたくないよなぁ、、というところはあります。

 

GOTOトラベルキャンペーンでの混乱が話題になっていますが、飲食業界もこのままでは死に絶えてしまうかもしれません。ホリエモンみたいに「みんな怖がりすぎ」とバカにしていても実際に怖いと思っている人の行動変容はどうしようもないので、やはり安全だとみんなが思えるような新しい仕組みは必要じゃないでしょうか。

 

「コロナフリー」を前面に出した飲食店って、今のところあまりないようなのでもしかしたら、実際やったら大人気になるかも知れませんよ。