こんにちは、コッカーマリン(@losgenedoctor)です。
SNSで目にする、分かりやすくて目立つキツイ表現はやはりそのうちアンチを生む。内容を読んでというより辺縁系の反応という感じ。
— ロスジェネ勤務医 (@losgenedoctor) June 15, 2020
ツイッターで昨日夜に目にした、ちょっとした炎上騒ぎ(私立医大卒内科医と国立卒整形外科医、のやつです)をみていても思ったんですが、近頃SNSが変わりつつあるのかもしれません。
内心思っていることを、分かりやすい言葉で吐き出す、それを見る醍醐味が面白いんですが、悪く言えば目の前に相手がいなかったら言えない内容を、乱暴な形で撒き散らす、という形にもなりがちです。
どんな相手にも失礼に当たらないように書いたら、そんなツイートは面白くないしまどろっこしい説明でキモが分かりにくくなりますし、でも自分の属性をけなされるような浅い内容のツイートをみたらいちいち反応したくなるのも事実です。
例えば、こんなツイートですら、麻酔科医ならちょっと嫌な気分になったりするものです。
呼吸器内科医より人工呼吸に詳しくない麻酔科医もいる https://t.co/60gUyTsUgI
— ロスジェネ勤務医 (@losgenedoctor) June 11, 2020
冷静にみたら、その特定の麻酔科医のことを言ってるだけなのに、なんででしょうね。
僕が面倒くさい奴なだけなのかもしれないですが。。
自分の影響力が大したことがない分、個人的にSNSで嫌な思いをしたことってそんなに無いので、みんながいろいろ言いたいこと言っている今の形は嫌じゃないのですが、、
誹謗中傷裁判をチラつかせるのが今の流行りみたいですね。
— ロスジェネ勤務医 (@losgenedoctor) June 12, 2020
承認欲求を満たすのもなかなか大変になってきたみたいですねぇ。
テラスハウスの木村花さんの事件もありましたが、SNSがある程度社会の中に浸透し、明らかな問題点が目に見えてきて、今新しいフェーズに入りつつある気がします。
上のエントリーに書いたようにはSNSという淘汰圧から身を守るマインドチェンジ、ということが皆がうまくできない以上、新しい形のSNSの形が生まれていくしかないのかもしれません。
同じようなことをキングコングの西野亮廣さんが以前からよく言っています。
ツイッターなどの匿名で言いたい放題のSNSは、もう何も生み出さない、ということなのかも知れません。
上手く使いこなせる人ばかりではない以上、悪い点がこれだけ目立つと成長は頭打ちなのかもしれませんね。
西野亮廣さんが言うように、もっと閉じられたSNSが発展するのかも知れない。
それこそオンラインサロンとかに紐付けられたようなもの、お互い緩く知っている人同士(住んでいる地域が同じ、職業が同じ、とか)で繋がる、炎上しにくい繋がり。
個人的にはオンラインサロンってのは苦手なんですけど。
みんな、炎上するSNSに実は疲れているのかもしれないですね。
世の流れは、ダイバーシティというか、お互いの違いを認め合い、互いの存在を尊重し合う方向にあります。
この流れは絶対で、多分長いスパンでは逆回転することはないのだろうと思います。
そういう視点からみると、炎上するSNSなんてのはもうオワコン化していくのかもしれません。