ロスジェネ勤務医の資産形成ブログ

ロスジェネ世代麻酔科医師のコッカーマリンです。資産形成や日々のことについて感じたことを書き綴ります。

オンラインサロンなるもの

こんにちは、コッカーマリン(@losgenedoctor)です。

 

世の中には「オンラインサロン」というものがあります。

西野亮廣さん、ホリエモン、イケハヤさん、落合陽一さん、箕輪さんとか、そういった感じの人たちが有名ですが、基本的には月額いくら払って、限られたコミュニティ内でメッセージをやりとりしたり一緒に活動したりする、という仕組みです。

 

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普通に考えてその主催している人(西野さんとかホリエモンとか)を好きな人が集まるわけです。

ファンクラブと似てますが、もっと属人的で直接的な感じがします。

 

先程挙げた有名人だけではなく、今はありとあらゆるオンラインサロンが存在します。

医者を対象にしたようなオンラインサロンもありますよ。

 

これ月一万円とかするのありますが、計算したらすごいんですよね。

1000人の会員がいたら月に1千万円なんですよね。年間1億2000万円...

西野亮廣さんなんて月1000円ですから、会員が6万人いるので月に6千万円、年間7億ですよ。

 

直接課金で月額、これは本当にすごい威力です。

企業が一生懸命サブスクリプションに移行させようとするのわかります。それを個人でやれてしまうんだから、やってみようかなと思う人はいますよね。

イケハヤさんとか、そりゃやるに決まってる。

 

彼らは儲かるからやってる、というだけではないと思います。実際お金入ってくる以外のバリューが彼らにもあるんでしょう。

でも儲かりそうだからやろうと思っている人もいそうですね。

プラットフォーム側は鼻息荒そうではあります。

 

サロン運営は大変だと思います。

サロンのメンバーに何かバリューを提供し続けないといけない、となるとほんとしんどいと思います。

スレッドの盛り上がりとかも気になるでしょうし。

そもそも儲かっているサロンなんてあんまりないという話もあります。

毎日いろんなネタを考えて発信して、月に1万しか入ってこなかったらアホみたいです。

プラットフォーム維持にもお金と手間かかるでしょうし。

 

新しい仕組みだし、いろいろ話を聞くので僕も試しにいくつか入ってみたんですが、結論から言うと結局どれもやめてしまいました。

 

オンラインサロンって、やってみたら分かるんですが自分から積極的に動かないとあんまり元取れないんですよね。

オフ会に参加したり、スレッド内で積極的に発言してみたり。

 

しかし実名を要求されるサロンも多いので、やはりそこは結構抵抗がありました。

それこそ「何かを得たい」「前に進みたい」と思っていて、リアルな人間関係をその中でも広げたいくらい思っている人にはとてもいいと思いますし、周りの人からもネットからも得られないような情報もたくさん手に入れられると思います。

 

同調圧力ってのもやはり感じてしまうんですよね。

僕の感じたことですが、意外とツイッターみたいな気楽さはないです。やはり主催者や、それに近い声の大きい人が作った流れに乗ったようなことしか言えないし、もともとの知識や経験がぜんぜん違う人達同士でつながるのって割と難しいんだな、というのが感想です。

盛り上がっているようでも、発言しているのはいつものほんの数人だったりします。

 

いやいやどんどん聞けばいいですよ、積極的に参加したら得られるものが多いですよ!とみんな言いますがそれってやはりできる人とできない人がいます。

要するに合う人と合わない人がいるということです。

 

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ただスレッド眺めているだけで十分勉強になったり、そういう考え方もあるんだな、と気付きが得られることもあったんですが、だんだんスレッドを見なくなるんですよ。

ツイッターならちょっと時間ができたら見てしまうんですけどね。

単に見せるプラットフォーム側のUIが悪いだけかもしれませんが、そのスレッドに自分があまり積極的に参加していないというのもありそうです。

 

そういえば西野亮廣さんのvoicyで最近よく話題に出ていますが、オンラインサロンのメンバー限定の鍵垢ツイッターという取り組みをやっているようですね。

これは多分見ているだけのサロンメンバーに対して、少しでも発言しやすいようにしようという取り組みでしょう。

 

僕の予想では多分オンラインサロンって、今やってる人たちが思うほどには今後も広がらないと思います。

入り口のハードルも高いし、なんてお金払って同調圧力を感じないといけないんだよ、という感じもある。

他からは何をしているか分からない籠もった世界をみて、「どんなことやってるんだろう?」を思うより「なんか怪しい宗教みたいだな」と思う人がほとんどでしょうしね。

主催者側も参加者側も結構きついわけですから、すごくうまくいったサロンor単なるファンクラブ崩れしか残らないと思われます。

 

単に僕が今どう思っているか、を述べただけでオンラインサロンそのものを否定しているわけではないのは分かってほしいです。

何事もやってみないと分からないので、興味はあるけどなんとなく始めるきっかけがないんだという方は一度どれかに入ってみるといいですよ。

全く新しい世界の話に参加できることに対して、数ヶ月間月何千円か払うくらいは別に元とれると思いますので(オンラインサロンで年縛りみたいなの設定しているところは知る範囲ではありません)。