こんにちは、コッカーマリン(@losgenedoctor)です。
最近DeepL翻訳というサービスがSNSなどで話題になっていたので使ってみたんですが、これはすごいですね。
ドイツの会社らしいんですが、翻訳の正確さ、使い勝手、驚きました。
こんなの出てるのに不急の予定手術普通にやって術後コロナ判明して死亡したら訴訟起こされるかもね
— ロスジェネ勤務医 (@losgenedoctor) April 9, 2020
Clinical characteristics and outcomes of patients undergoing surgeries during the incubation period of COVID-19 infection - EClinicalMedicine https://t.co/BCHX2uigYt
この論文をのBackgroundの部分をGoogle翻訳、みらい翻訳、DeepL翻訳の3つで翻訳してみました。
元の英文
Background
The outbreak of 2019 novel coronavirus disease (COVID-19) in Wuhan, China, has spread rapidly worldwide. In the early stage, we encountered a small but meaningful number of patients who were unintentionally scheduled for elective surgeries during the incubation period of COVID-19. We intended to describe their clinical characteristics and outcomes.
Google翻訳
バックグラウンド
中国の武漢での2019年の新規コロナウイルス病(COVID-19)の発生は、世界中で急速に広がっています。初期の段階で、COVID-19の潜伏期間中に予定外の手術が予定されていた少数の有意義な患者に遭遇しました。それらの臨床的特徴と結果を説明するつもりだった。
みらい翻訳
背景
2019年の中国武漢における新規コロナウイルス疾患(コバト-19)の発生は、世界中に急速に広まった。初期段階では、COVID‐19の潜伏期間中に意図せず選択的手術を予定した少数ではあるが有意な患者に遭遇した。///その臨床的特徴と転帰を記述することを目的とした。
DeepL翻訳
背景
中国・武漢での2019年新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生は、世界的に急速に拡大している。初期の段階で、COVID-19 の潜伏期間中に意図せずに選択手術を予定していた患者のうち、少数ではあるが意味のある数の患者に遭遇した。これらの患者の臨床的特徴と転帰について述べることを目的とした。
DeeL翻訳の圧勝だと思いました。
Google翻訳は話にならない感じで、みらい翻訳もまぁまぁなんだけど、もうDeepL翻訳がほぼ無料で使える段階でお払い箱ですね。
Googleとか、世界中の賢い人集めてきてすごい研究費かけてやってるはずなのに、全然進化しないですよね。もうあの会社は駄目なのかもしれません。
みらい翻訳はなんかごちゃごちゃ、課金させようとしてくるのが嫌。
無料と言いましたが、有料プランは月払いで1000円くらいで、一回で翻訳できるのは5000字までという制限が取っ払われるという他、翻訳に使ったデータをあちらのサーバに保管されないというサービスが追加されるようです。
まぁ英語の論文を日本語に変えて読みたいというだけの使い方なら、無料サービスで十分でしょう。5000字という制限も、何回も選択範囲を変えればちょっとめんどくさいだけで、いけますからね。
このサービスがさらにいいのは、PCにアプリを入れると(PC上でアプリに権限を与えるという作業は必要になりますけど)、いちいちサービス立ち上げてコピペをしなくてもいいんですよ。
つまり下のように論文の翻訳したい部分を選択した状態で、Macなら「⌘C」を2回連打したら(⌘は押したままCだけ2回押せばOK)勝手にアプリが立ち上がって翻訳してくれるんですよ。
これ手に入れてから英語の論文を読むのがホントはかどるようになりました。
論文くらい英語で読め、とツッコミが入りそうですが。。
機械翻訳がこれだけ進んだら、一生英語を論文を読むだけでしか使わない人なら一生懸命英語の勉強する必要無くなりそうですね。