ロスジェネ勤務医の資産形成ブログ

ロスジェネ世代麻酔科医師のコッカーマリンです。資産形成や日々のことについて感じたことを書き綴ります。

リモートワークで仕事なんてできるのか

こんにちは、コッカーマリンです。

 

コロナ騒動で、リモートワークしましょうということが言われるようになりました。

人が集まること自体が今リスクなので、なるべく個々人がお互い離れていたほうがいい。だから仕事もリモートワークですね。

 

ネットを使って会議、みたいなの想像しますけど、別にそうとも限らないですよね。

例えばどこかのコールセンターで集団感染ありましたけど、そういう仕事って電話だし別にそれぞれの家でできるでしょう。

 

しかしリモートワーク、家で仕事ってどうなんでしょうね。

僕は麻酔科医なので現場に行ってやらんとどうしようもないブルーワーカーなんであんあまり分からない部分も多いですが、家でやって仕事に集中できますかね?

 

例えば昔国試の勉強とかするとき、家でやったらいいのにわざわざ喫茶店とかいってやりましたよ。ずっといても文句言われないところで。

家ってなんか「くつろぐところ」であって、「仕事するところ」じゃないんですよねぇ。すぐ寝っ転がってしまって、勉強できない。

人って自分を律することができないです。

自分で商売やってて、仕事したぶん売上上がればがんばってやると思うんですよ、家でも。

でも単なるサラリーマンって、そんなモチベーションないじゃないですか。

それこそモーレツに働かされてブラック労働、みたいな時代でもない。

 

病院にも薬屋さん(MRさん)が全然来なくなりましたけど。

別に僕らの薬の処方ってほとんど変わらないと思うんですよね。

彼らは全員が本当に必要だったんでしょうか。

 

想像ですけど、彼らが家にいろ、リモートワークやれって会社から言われたとして。

まぁやらないですよね、集中できないし。

会社もそもそも彼らにどうしてもやってほしい継続的なノルマなんていうのは与えられないと思うんです。

 

MRさんに怒られそうですね。ほんとに全然そんなことないかもしれないですけど。

単によく目にする「サラリーマン」が彼らなので例にあげただけです、すみません。

 

ただ、今回の騒動で"この仕事は実はいらんかったな..."っていうの大量にでてくる気がするんですよね。

というかすごく社会を効率的にしたらいらない仕事だらけだと思うんですよね。

 

それこそ麻酔科医の仕事だって、麻酔をする仕事というのはなくならないでしょうけど、医者がするべきかどうかって本気で議論されたら、多分医者がやらんくていいでしょう。

 

一方麻酔科医は気道・呼吸管理の専門家として今はおそらく結構有用な存在ですよね、コロナで。

なので麻酔科医は一部を残して今はICU勤務をやり、コロナが落ち着いたらみんな解雇されて、また別の仕事をやる。

それが本当の効率的な社会なのかもしれませんね。

 

社会がコロナウィルスの蔓延でドラスティックに変わったら、国民みんなの働き方、仕事の内容がだいぶ変わるかもしれません。

麻酔看護師がなんたら、とかいう話なんてしょうもない話のように見えてきますね。

 

ただ人っていきなり変われないし、社会は急にはなかなか変わらないと思います。

これまでより変化の速度が早くなるというだけで。

どこから変わるのか、無理やり変えさせられるのか。

うまく社会はバランスをとりながら変化するんでしょうね。