こんにちは、コッカーマリンです。
高齢者ドライバーの引き起こす死亡事故が報道されて、話題にのぼることが多いです。
僕も子供を連れているときなど、なんとなく車道から離れて歩くようになりました。
高齢ドライバーはどこかで線を引いて(75歳以上とか?)運転免許証を取り上げるべきだ、というような議論もありますが、しっかりしている高齢者もいるんだ、とか運転できなくなったら生活が成り立たなくなるお年寄りもいるんだとか、当然そういう反論もあって難しい問題だとは思います。
しっかりしてるんだったら中学生でも運転していい人いるかもしれないですよね。
どうやって判断すればいいのか、世間の多くのひとが納得するのか。
個人的には取り上げたらいいと思いますけど。
こういうのって運転の話だけじゃないですよねほんとは。
80歳超えた人の脊椎のオペとかよくやるのみますけど、まぁあんまり良くはならない人も多い。
良くならないのに何度もオペあちこちでしてたりする。
Failed back surgery syndromeっていう言葉もあります。
インプラントとかすごく高くて相当な医療費かかっていますけどね。
「この人背中にベンツ背負ってるんですわー」とかって言いますもんね。
医療機関としては腰が痛いという訴えがあって画像上問題があって適応があればオペします。
高齢者だからといってそこは一律に線を引くわけじゃない。
保険請求が認められてるし。
でもね、高齢者の腰痛、良くなるかもしれないけど、高いインプラント入れるようなオペ全部やっていいのかという話ですよ。
それって頭しっかりしていて元気な高齢者もいるんだから車運転させてあげようという話と似てますよね。
人間の背骨なんて80年とか90年の耐用年数ないんだから画像とったらおかしい所とかそりゃ結構でてきますよ。
腰痛全然ない高齢者、ってほうが珍しいし。
よくなる可能性もあるんだから、年齢で一律に線を引いたらその可能性までなくしてしまう、そんなのダメだ、という理屈は分かる。
脊椎に関しては適応に議論がありそうな症例にもガンガン問答無用でクソ高いインプラントいれまくって患者を集めまくっているような病院もあると聞きます。
いや脊椎だけじゃなくて高齢者医療って、なんというかそういう怪しいのいっぱいあります。
まだ病院なんていいほうかも。整骨院とか...
車の運転の話と同じで、同じ訴えがあったとしてもその言っている人が何歳なのか、というのをもっと実際の医療に反映させる流れというのは今後でてこないとダメでしょうね。
まぁそれ厳密にやられると食いっぱぐれる医療関係者いっぱいいると思いますけど。