こんにちは、コッカーマリンです。
ふるさと納税に関する規制のニュースをみました。
ふるさと納税の返礼品を寄付額の3割以下にしなければ制度からはずすぞ、という規制が総務省主導で決定したようです。
国の力は強大ですね。話が出てからこうなるまでが超早かった。
官僚も早く仕事しようとすればできるんですね。
この規制の話をすると周りの人はみんな「ひどいなー、頑張っている自治体のほうを応援したい」なんて声が多いです。
頑張ってるといっても良い返礼品を用意してるだけじゃないのか、という気もしますが、それはそうとして昔寮の舎監(寮の先生のこと)が言っていた事を思い出しました。
高校生の時寮生活をしていたんですが、寮ではありとあらゆることが禁止されています。
夜の時間のゲームボーイとか(昼間はok)、消灯してからの他室訪問とか。
ある時消灯してからある生徒が友達と囲碁をやってたんですね。囲碁自体はゲームボーイとかみたいに規制の対象にはなっていなかったんですが、それを消灯後他室へ訪問してやってしまった。
それを発見されてもちろん怒られたわけですが、そのとき舎監が一言
「あぁ、またこれ(囲碁)も禁止しないといけないのか、、」
と言ったわけです。
僕はそれを聞いて思ったのは、禁止する(規制する)側も禁止したくてしてるんじゃないんだなぁということです。
みんなが常識の範囲を逸脱した行為をするから全部禁止するというルールを作らないといけないわけですよね。
泉佐野市にしてもなんにしても、要はそういう常識的な範囲を超えたことを勝手にやったわけですよ。
別にルールなんてないやん、と開き直って。
総務省にしてみたら返礼品がちゃんと3割に収まっているかどうかチェックする必要もでてくるし仕事が増えるだけで、あんまりいいことないです。
ふるさと納税の存続自体が危ぶまれるきっかけになりそうな一部自治体の傲岸不遜なやり方はちょっといかがなものかと個人的には思います。
まぁ納税者としては泉佐野市にバンバン寄付したらいいと思いますよ、できる範囲で。