ロスジェネ勤務医の資産形成ブログ

ロスジェネ世代麻酔科医師のコッカーマリンです。資産形成や日々のことについて感じたことを書き綴ります。

【ひふみ投信】ひふみは反転する

こんにちは、コッカーマリンです。

 

低迷が叫ばれているひふみ投信ですが、ちょっと騒ぎすぎだと思います。

ひふみ投信でツイッター検索かけても、以前はほどんどヒットしなかったのに近頃はむちゃくちゃヒットします。

  • 日経平均よりパフォーマンス悪いから解約しました!
  • 純資産総額が多くなりすぎて運用方針が変わったので先行きが不安です。。
  • カンブリア宮殿移行流入した資金は「質」が悪い、

などなど、ひふみに投資している人には不安に感じさせることばかり。

あとはあんまり生産的ではな罵詈雑言系のつぶやきでしょうか。

ひふみ投信について書くとPVが増える、ということでひふみに関する記事を書くブロガー諸氏も多いとか。。

 

僕もひふみ投信に文句を言いたい気持ちはあります。

明らかに藤野さんの読み違えはあったはずで、高い手数料とっているわけですからいくら中小株が売られてとはいえもう少しうまく逃げる手を打つべきだったと思います。 

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しかし今ひふみのパフォーマンスが悪いのは

「米中貿易戦争と米国利上げなど先行きが見通せない中でのリスクオフの流れがあり、ボラリティの高い中小株から売られている」

につきます。市場全体が"リスクオフ"に向かうと、下がりやすそうな小型株から売ろうと思うのは個人投資家の感覚からいっても分かると思います。しかも少し売られたら株価下がりやすいやすいわけですしね。

売っているのは海外のファンドで、去年からずっと上昇傾向だったので利食いの意味もあると思いますが、ひどいなぁと思うのは決算のタイミングに合わせて売り仕掛けを受けている銘柄が目立つことです。相当良い決算でも決算後株価が下がるとアナリストは適当にさがる理由(ほぼイチャモン)をつけ、個人投資家も不安になって投げてしまう、今回の決算シーズンはそんな感じでした。

 

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ひふみがパフォーマンス悪いのはまさにこの流れをモロに受けているからで、別に資金流入が多くなったからとかいうことはないと思います。

というか運用にネガティブに働くほどは純資産総額は増えていないと思います。

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ひふみ投信、あるいはひふみ投信に投資している人を悪く言う声は、ひふみの圧倒的なパフォーマンスに嫉妬しているだけでしょう。 

今のリスクオフの流れと、ひふみ投信の純資産総額の増加がたまたま一致してしまったのでこじつけて語っているだけです。

 

逆にこれだけいま下げたので、中小株はどんどん割安になっています。ひふみへの資金流入もこの数カ月は横ばいなので、運用がやりにくいなどの問題が万が一あったとしてもこれ以上おきにくいでしょう。

日本経済はとても好調です。今年はじめからのリスクオフがいつまでも続くわけもなく、リスクオンに転換する時期は今年の後半にきっとくると思います。9月の安倍首相の再選、11月のアメリカの中間選挙、雰囲気が変わるきっかけになりうるイベントが続きます。

ひふみは現金比率を最近さらに下げています。

ひふみが反転する日を楽しみにしています。