ロスジェネ勤務医の資産形成ブログ

ロスジェネ世代麻酔科医師のコッカーマリンです。資産形成や日々のことについて感じたことを書き綴ります。

日本株の見通しゴールドマンサックスはこうみている(Bloombergより)

おはようございます、コッカーマリンです。

 

今回の決算シーズンはだいぶやられました。ファンダメンタル的にはどうみても買いだ、と思って実際に決算もよかった銘柄が多かったんですがほとんど売られてしましいました、、ひふみ投信に文句言ってる場合ではありません(涙)

 

ただここ何年もずっと8月は外国人に日本株は売られているようで、そう考えると決算に関係なく問答無用に売られてしまったのもしょうがないような気もします。というのも日本株の売買は6割以上が外国人なので、外国人投資家が日本市場全体としてどうみているかで売り買いが決まってしまうからですね。そんな中でこの会社が決算がいい悪い、というのはほとんど意味がないわけです。

 

www.nikkei.com

 

米中貿易戦争、新興国通貨問題などまだ不透明な部分が多いなかで、どちらかというとボラリティの大きい日本市場はリスクオフで売られる傾向にあるだけでしょう(特に中小型株)。

ただし間違いなく決算はとても好調だったので(外国人投資家もそれはみているはずです)、諸所の問題の先行きがはっきりしてくればまた買い戻されると思います。

 

ゴールドマンサックスの日本株ストラテジストの松井氏の見立てです。

・企業の設備投資は好調

・個人消費も好調であるーそのため為替と株価が以前より連動しなくなっている

・貿易摩擦問題、自動車関税はまだ見通しがたっていない

・年初から海外投資家は日本株を売っているが、総裁選後景気刺激策をうつ可能性もあるので、秋から冬にかけてまた買われると楽観的にみている

・日本の企業は極度の労働力不足から生産性向上のためにIT分野などへの設備投資に力を入れており、それが長期的な収益向上へとつながる見通し

・賃金データは改善傾向であり、個人消費を後押ししそう

・安倍首相は総裁選後あと3年は首相を続ける予定で、見通しが立てやすい

 

www.bloomberg.co.jp

 

とにかく今のとにかく「売られる」相場でいやになって市場から退場しないようにしないといけないですね。