こんにちは、コッカーマリンです。
うちは某欧州車(さほど大手ではありません)に乗っているのですが、先日ワイパーが調子おかしくなりディーラーに持っていってみてもらいました。どうやら雨の降り方を検知するセンサーに問題があるようなのですが、全部交換で工賃入れて11万円とられました。雨が降った時にワイパーが作動しないと下手したら死ぬし、そのへんの工場ではここのメーカーの部品なんて扱ってないので払うしかありません。
エレベーターの点検って結構おおいですよね。エレベーターを売る会社はそれで儲けているわけです。ジレットモデルともいいます。
これも安全性が第一の分野なので安定収入になるわけですよね。
医療もまさに安全性第一です。麻酔をかけるには「麻酔器」という機器が必須なんですが、器械自体も高いんですが実は保守点検で毎年一台につき何十万円もかかるんですね。保守点検もセットになった契約もありますがもちろんその分高いわけです。医療法で定められれているのでやらないわけにいかないんですが、値段ははっきりって高いと思います、そんなに大したことしてるわけじゃありませんので。
とにかくこの3つに共通しているのは「安全」というふわっとしたものを盾に取るビジネスは儲かる、消費者からしたら高くつくということなんですね。これは国が規制したりしない限りある程度は高くし放題なわけです。
医療もコストを消費者がまるまる負担しないといけないとしたらほんとは高くつくんです、病気なんてしてられないわけですよね。いまは国民皆保険制度で一部負担でいい、現場の医療者が安い給料で重い負担ではたらいている、なんかでなんとかなってますがいろいろ明るみに出て消費者がコストをちゃんと負担しないといけなくなったらみんな病院なんてこれなくなるんじゃないでしょうか。
多浪生も通りにくくしていたということが新たに判明したりして、まだ鎮火しそうにないですね、あの問題。
パンドラの箱が開いてしまったのでしょうか。