ロスジェネ勤務医の資産形成ブログ

ロスジェネ世代麻酔科医師のコッカーマリンです。資産形成や日々のことについて感じたことを書き綴ります。

レイ・ダリオさん、それポジトークやん

こんばんは、コッカーマリンです。

 

米中貿易戦争ですが、Bloombergにこのような相反する2つの記事がありました。

www.bloomberg.co.jp

t.co

 

レイ・ダリオ氏は言わずと知れた世界最大のヘッジファンド"ブリッジウォーターアソシエイツ"を率いるファンドマネージャーです。彼がツイッターで中国とアメリカの貿易戦争を煽っているわけです。要するに今後株価は下がると言いたいわけですね。

いっぽうゴールドマン・サックスは今回の関税の応酬で実際の商品市場への影響は小さく、ここ数週間で株はそれを織り込んでおりこれからの見通しは明るい、としています。

レイ・ダリオさんは今年の2月ごろから欧州株の巨額の空売りをしていることが分かっていて、基本的に貿易戦争がなくてもポピュリズムの台頭や所得格差の拡大、景気の周期などから2018-20くらいの間に株価が下がると予想しているポジションなんですね。ちなみに2015-2107の米国株は約30%のびたんですが、レイ・ダリオ氏のファンドは13%と大きくアンダーパフォームしており、おそらくずいぶん以前からかれは「もう好景気はおわり、不況のターンだ」と考え続けているのだと思います(そしてコケている)。要するに彼のポジション的には理由はどうあれ下がってもらわないと困るわけですよね。

上がるが下がるか、結局2つにひとつなので今回はレイ・ダリオ氏の言うとおりになるかもしれません。しかしあくまで彼の立場を考えて上でそれは判断しないといけないのではないでしょうか。

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ま、そんなことどうでもいいのでとりあえず来週から上げ相場になってほしいですよね、、、